Game changer 2017 7 2

書名 週刊アスキー 特別編集
   ツイッターに迫る勢いの新型SNS マストドン

「インターネットの民主化を目指して」

 先日、私は、こう書きました。
「FacebookやTwitterは、古い。
次に来るのは、マストドン(mastodon)かもしれない」
 この雑誌には、
大手SNSの限界を超えるマストドンを解説する小冊子がついています。
 なぜ、マストドンなのか。
Facebook、Twitterでは、なぜダメなのか。
 そういう疑問に対する答えが小冊子には書いてあります。
簡単に言えば、中央集権型のFacebookやTwitterに対して、
分散型のマストドン(mastodon)ということになります。
 中央集権型のFacebookやTwitterにおいては、
中世の時代の国王のように、
経営陣が、SNS運営の決定権を握っているということになります。
 小冊子では、こう書いてあります。
「巨大ネット企業は、ジャイアニズムが有効な世界だ。
ソーシャルメディアは、あまりにも大きくなりすぎているうえに、
ひと握りの経営陣が、
その世界の絶対的なルールの決定権を持っていたりする」
「(マストドンはTwitterに似ているが)最大の違いは、
全ユーザーを管理する単一の『中央集権型』サービスを脱して、
ユーザーの誰もがサーバーを運営できるようにしたオープンソースのSNSであることだ」
(引用、以上)
 「統治論」として、
優れたリーダーが大衆を支配した方が、
効率がよいという考え方があるでしょうが、
この過ちは、歴史を見ればわかることです。
 ローマ帝国において、賢人皇帝の時代が続き、
「人類史上、最も幸福な時代」と言われましたが、
それでも、帝国内に着実に広がりつつあるキリスト教を見て、
賢人皇帝は、キリスト教を迫害したのです。

クリスマス 2011 12 11

 クリスマスが近いので、
キリスト教のことを書きましょう。

「我、すでに世に勝てり」(私は、すでに世に勝っている)
 しかし、多くの人は、こう思ったかもしれません。
イエスキリストが最後の時を迎えた時に、
弟子たちは、すべて逃げてしまい、一人になってしまったのです。
「それでも世に勝ったのか」と。
 しかし、「永遠に続く」と思われたローマ帝国は、
歴史の彼方に消えてゆき、
荒れ野にて、「悔い改めよ、神の国は近づいた」と、
イエスが述べたキリスト教は、21世紀においても輝いています。
 あれから、2000年の時が過ぎました。
その間、地球を覆うほどの大帝国が、いくつか出現しましたが、
それは、2000年の歴史から見れば、
川面に浮かぶ泡のようなものだったかもしれません。
 神の王国とは何か。
永遠の生命とは何か。
すでに答えが出ていると思います。
歴史は、「キリストの勝利」で終わっているのです。
 イエスは、この2000年の歴史をどう眺めたのでしょうか。
今なお、イエスの活動は続く。


















































































































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